ずっと行きたいと思いながら、行く機会がなかった【花嫁のれん館】
今回は花嫁のれんの魅力がたっぷりと詰まった花嫁のれん館を紹介したいと思います♪
施設情報
まずは花嫁のれん館の施設情報から!
アクセス
《電車》
特急かがり火で金沢駅から約1時間
(七尾駅から徒歩約10分)
《車》
のと里山海道上棚矢駄ICから約30分
能越道七尾ICから約10分
施設情報
住所:石川県七尾市馬出町ツ部49
電話番号:0767-53-8743
開館時間:9:00〜17:00
(最終受付:16:30)
休館日:年末年始・展示替え期間
入館料
高校生以上 | 550円 |
小・中学生 | 250円 |
幼児 | 無料 |
団体(20名以上) | 450円 |
花嫁のれん館
嫁ぎ先の仏間にのれんをかけ、花嫁がくぐる花嫁のれん。加賀藩の加賀・能登・越中で始まった婚礼風習の一つです。
花嫁のれんを常時見られるようにと、平成28年に作られた【花嫁のれん館】は花嫁のれんの展示はもちろん!体験ブース・お土産ショップなどもあります。
花嫁のれんとは?
合わせ水
嫁が婚家に着くと敷居をまたぐ前に、生家の水と婚家の水を合わせた水さかずきの儀が行われました。
親代が素焼きの盃に注ぎ、嫁に飲ませた後、盃を土間に投げつけて割ります。
生家には戻らないという意味合いがあります。
花嫁のれんくぐり
合わせ水が済むと茶の間に上がり、婚家の亭主役(親戚代表)に挨拶した後、嫁は手引きの子に引かれ生家で用意した花嫁のれんをくぐり部屋に入りました。
花嫁のれんは生家の家紋を配し、婚家の家風になじみますとの意味合いをもち、嫁入りの象徴でした。
結婚式が済んだ後、祭りの際に掛けられる地区もありますが、ほとんどの家では箪笥の奥にしまわれ、二度と掛けられる事はありませんでした。
一生の中で一度だけ使われる婚礼道具が花嫁のれんでした。
実際に使用された花嫁のれんと嫁入り道具
時期によって展示品も変わる花嫁のれん館。
私たちが行った時は『実際に使用された花嫁のれんと嫁入り道具』が展示されていました。
花嫁のれんの歴史
奥に進むと明治から平成にかけての花嫁のれんが展示されていました。
歴史とともに色合いや絵柄なども変わる花嫁のれん。1枚1枚に思いが込められている事が見ているだけでも伝わって来ました。
花嫁のれんくぐり体験
花嫁のれん館では白無垢・打掛を着て花嫁のれんくぐりを体験することが可能。普段、体験することができない経験なので、旅のステキな記念になりそうですね!
体験料金:3,000円
体験時間:10:00〜11:00、14:00〜15:00
予約受付:0767-53-8743(電話のみ)
結婚式で経験した花嫁のれんくぐり
最後に私が結婚式で使用した花嫁のれんについて少しだけ・・・♪
私たち夫婦は実家同士の中間地点であり、夫と出会った思い出の地である神戸で結婚式を挙げました。
地元ではない分、花嫁のれんを実際に使うのが難しく、一時は断念しようと思いましたが・・・どうしても花嫁のれんを結婚式で使いたかったので、披露宴の入場で登場させることに!
本来の使い方とは少し違いますが、実際に使用した花嫁のれんは母が使用した思い出の花嫁のれんです♪
花嫁のれんに合わせて、昔から大好きだった着物を着て、髪型も祖母ご希望の文金高島田に♪ここは完全に私のこだわりだったので、合わせてくれた夫には感謝の一言しかありません。
久々に結婚式の事を思い出し、幸せな気持ちになりました!たまには思い出して、夫のことも大切にしないといけないですね(笑)
お読み頂きありがとうございました。